心身ともに《豊》な《未來》を!

アラカンからの挑戦

バレエを観ました!

マシューボーンの「愛と幻想のシルフィード」を観てきました〜。
本日の配役表は配られないし、入り口に出てたのを見損ねていたので幕が上がるまでドキドキしてたんですけど


な、なんと、配役はマチネなのにぃ、ウィル・ケンプだった〜〜ヽ(^0^)ノ


嬉しいです (/\)チャチャチャチャ \(^o^)/ハッ!!


前から6番目の席だったので、濃いお顔もはっきりと見えました。なんと表情豊に演じているのでしょう!?さすがの演技力!もう超うっとり〜〜〜です。


以下ネタバレ注意のため、次ページへ続く…





なにしろ、舞台設定から衣装、ダンサーの演技力に至るまで愉快痛快!スワンも良かったし、マシューボーンはこれからも要チェックのバレエとなりました。バレエというかコンテンポラリーダンスというか…。どういうジャンルなのかよくわかりませんけど、面白いには違いない(笑)すっごくわかりやすいし、音楽派手だし、演出派手だし。


やー、それにしても最初の登場が汚いトイレだもの!そこにシルフィードの音楽かかっちゃうし…。なんか冒涜??の嵐です、ほんと。ウィルケンプ、トイレの便器に寝ちゃうし。汚い便器だ、それにしても。


シルフが登場。ついつい羽になっている腕に見入ってしまった。素晴らしい筋肉。あー、あんな筋肉の腕になりたい*1 怖い顔。死に顔って感じです。ダンスも生きてるのか死んでるのかわからない踊り。怖いです。


場面変ってウィルケンプのお家。笑えます。だって、壁一面がスコットランドのキルトのタータンチェック、しかも赤!そんな家あるかい??んでもって、その辺にねっ転んでる仲間の着ている衣装、緑のタータンチェック!ぷっ。つまりどこもかしこもタータンチェック。笑えるぅ、すごくしつこくておかしい。


ちょっとスコットランドを馬鹿にしてる???のかな、もしかして*2


ウィルケンプとシルフが踊りまくり、ゴミ散らかしまくる場面が好きです。取り憑かれて、浮かされた表情がすごくいいです。あとね、眠ったまま踊る場面もすごくいいです。操り人形のように動かされる動きがお見事!!!(^-^)//""パチパチ


とうとうハートを持っていかれちゃって、美しいフィアンセとの結婚式の日にさらばじゃーと窓から落っこちてシルフを追うのであります。あの時点で昇天してるの!?わかりません。


森の奥(?)なのか、ごみ捨て場なのかわからない場所に白鳥ならぬシルフィードが登場する場面で、あれ?スワンの音楽?????どうでしたか?ご覧になった方?違います??確かにあの群舞というか迫力ある登場の仕方も似てるし、そこも笑いのツボだったのか!?


もう目の前でバットボーイがどしんどしんしたり、ぶらさがったりという感覚を思い出しました。肉体派!?というか、シルフィード達が舞台でごろごろしたり、足つっぱったり、股広げちゃったり…。あらぬポーズだったり(笑)うーん、近いとすごいな。一番前だったら??鼻血でそう。


シルフィードの中に、一人大柄な男性ダンサーがいましたけど、ウィルケンプってでかい!片腕でシルフを持ち上げて回転する場面なんどもあったし…。未來くんはちょっと無理かな?さすがにあれは…。足も太いし、腰も太いし、骨格がすごすぎます。あ、今スウェーデンの親戚が夏休みで帰省し、実家にきてますが、スウェーデン人もすごいよ。樵の家系なのか、190センチで足も28センチ。骨格が違いますって余談ですけど。


あーそれにしても、あの色(^^;)必要でしたか?あの色!青とかにはできなかったのかな?リアルすぎてねーどうも。


シルフを人間の世界に連れていこうと、羽をね、はさみでチョッキンって切っちゃうんです。だからね、血がね、だらだらと…。もちろんBBの血もありましたけど、そういうんじゃないな。血まみれになって踊る姿がちょっと怖すぎました。色があんまり本物っぽすぎて、見る人によっては嫌悪感があるんじゃないかな???


その場面がくるまでは、是非もう1回観たい!って思ってました。だってテンポいいし、踊りも見事だし、愉快だし、悲しいし、最高って…。でも、なんかぐさっときてしまって。1回でいいな、って思ってしまった。もういちどあのリアルにはどうもなあ。


最後の場面、元フィアンセと友人が結婚して幸せに暮らしている場面。またしても、緑のタータンチェックのガウンだから!!!もう徹底してタータンチェック


スワンの時のように、最後はウィルケンプが浮かび上がるというか、窓の外から眺めている場面で終わるんですけど、美しかった、ウィルケンプさま。すっかりはまりました。バタフライエフェクト観なくちゃ!!!


ところで、結婚式の場面でいきなり登場した足の悪いおばあさん(男性ダンサー??)はたぶん、フィアンセのお母さんなのかな?と思いましたが、典型的なイギリスのおばあさんって感じでちょっとツボ。知り合いで、もう亡くなりましたがとっても似ている方いたもんで…。やっぱり足が悪くてテレビ好きで、いるいる、ああいうおばあさん、って思いながら見てました。


最後に、


公演時間、休憩時間入れてカテコ入れて1時間40分ってどうよ!?電車男だって1時間50分だったのにぃ。どーも、長丁場のミュージカル三昧だった私にとっては超短く感じてしまいました。確かにずっと踊りっぱなしだし、大変ですが。それだけにテンポよくトントンと進んで、気持ちも引き込まれてしまって、あっという間だったわけですけど。


いろいろ言ってますが、「血」の場面だけちょっと置いといて、あとはすっごくすっごく良かったんです。ウィルケンプさまも間近に見られたし、また是非マシューボーンは観たいと思いますm(__)m

*1:見方が違うって!?

*2:うがった見方