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アラカンからの挑戦

オレステスも見たんです、実は。


16日(土曜)にオレステスを見てきました。藤原くんの演技を生で見たのはこれが初めてなんですけど、噂にたがわず凄かったなあ。


こちらもまた全身演技で、全力疾走。ころげるは、すっとぶはで、舞台1回やるごとに傷だらけになっちゃうんじゃないの?と心配しちゃうくらいでした。膝にはサポーターを巻く衣装になってましたね。

内容に触れちゃうから畳みます。



エレクトラ役の中嶋朋子さん。先日見た「あわれ彼女は娼婦」の深津絵里さんとちょっとかぶってしまいました。二人は全然違う人なんだけども、セリフまわしの感じとか、もちろん悲劇の女性という点での役柄とか、シンクロしてしまいました。蜷川さんはこういう雰囲気が好きなのかな?とか思っちゃったりして、余分な事考えてた観客です。


雨がざーざー降ってました。本当にざーざー。降り出すとね、役者さんの声がかき消されてしまいました。特にエレクトラは雨の中でのセリフが多くて、よく聞き取れませんでした。


黒い服をまとった女性達の場面では、すみません、ちょっと寝ちゃいました(^。^;)なんだかまのびしてしまった感じがあって(^。^;)舞台見てうとうとしてしまうのは始めてです。ごめんなさい。だってセリフが難しくて(^。^;)*1


ユッキー、待ってました。通路側の私の脇をさっそうと走り抜けて行きました。でもさ、ごめんなさい。なんだかユッキーの良さがでてたのかしらん?と。


あの衣装に身を包んだユッキーは、違う人みたいだったし、髪形もあるけどさ。何よりも藤原くんのオレステスの雰囲気と対等になってなかったと感じたの。オーラで負けてたから、大切な友人役なんだけど、うむ。グレコではひょーんと背が高くて棒みたいだったけど、藤原くんと並んだら同じくらいの背だし、顔の大きさもユッキーのが小さいし、なんかあらゆる点で小さく見えちゃった。


でも、館に乗り込むとき、後ろ姿でさっと剣を抜いて走り込むその時、そこにはグレコがいた(笑)その一瞬がとても美しかったけどね(^ー^)ノ


私はやっと自覚して理解しました。ギリシャ悲劇のセリフ回しはついていけない(ーー;) ちょっと苦痛でした。というか、「あわれ彼女」の時でさえあの独特なセリフ回しは苦しかったのに。「タンゴ、冬の終わりに」もチケット買ってしまった(ノ_・。) 大丈夫だろうか、心配になってきた。

*1:言い訳です