心身ともに《豊》な《未來》を!

アラカンからの挑戦

短い間でしたが、気分は天上人でした…

aimee_b2007-08-18


数回滑ったり、ふらついたりはしましたが、何とか滑落せずに帰宅できました。
ヘリコプターに乗る以外、自分の体力と気力だけに頼って行くしかない場所に行けたこと、貴重な体験をしてきました。一歩間違えば奈落の底に落ちる危険と背中合わせで、自分の身は自分で守るしかない状況の過酷さを携えての4日間。


時にアドレナリン出まくりで、これははまります。


私よりずっと年配の方も多かったのだけれど、慣れた方は生き生きと動いていらっしゃいました。反面、高山病で動けなくなってしまう若い人もあったり、本当に過酷な世界でした。


苦しさを超えたところにある美しさって、本当に美しいです。ささやかな香りを放つ高山植物の可憐さや、雪渓から生まれ、ただ流れ落ちる沢の水ののど越しの冷たさは、言葉では表現できないものです。


ディズニーランドでもない、お化け屋敷でもない、本当の本物のリアルアドベンチャー。自分の体力の限界を超えてしまうギリギリのところで帰還できたのが幸いでした。あと一日山にいたら下山できなかったかも…。


でも今は動けません。筋肉疲労の限界点を超えてしまいました。稜線の縦走って別世界でした。下界とははっきり切り離された別の世界でした。やっとたどり着いた現実の世界で車に乗った時、文明の利器だーと感じてしまったくらい(笑)


たった一回の本格登山で、見るもの聞くものが違ってしまうかも…なんて大げさだけど、そのくらい大きな自然の中で過ごしてきたな、と実感してます。


勝手な山岳縦走写真日記をアップしました。本当にプライベートな写真日記です。ちらっと見てみたいわーという方(自分も旦那も写っているのでお知り合いの皆様に限りますが)があったら、直メール下さいまし。