心身ともに《豊》な《未來》を!

アラカンからの挑戦

シッコ  

シッコって微妙な名前だよね??何語なんだろう?


ネタばれありの内容だけど、これはお話じゃなくてリポートだからネタばれてもいいんだよね。ばれたほうがいいんだろうなあ。


国民皆保険がない、アメリカの恐怖のお話。当然、日本人である私たちはきっとアメリカ人とは違う見方をすることになる。国民皆保険があるカナダ、イギリス、フランスとも違う私たちの保険制度、そこにも注目せざるを得ない。でもアメリカに生まれなくて良かった〜〜〜〜と思う人はきっと多いかも!


見終わって、一般の保険会社に命を握られているアメリカの現状はものすごっくおかしいということはよくわかる。で、カナダやイギリス、フランスのように医療費は完全にタダというのもすごいと思う。日本の今の状態は、半分ヨーロッパ、半分アメリカという感じだからね。いや、どんどんアメリカに近付いているよね。これは人ごとじゃないよー。保険会社が権力を持つ社会の怖さ、皆さんも一度このフィルムは見てください。そして今一度自分の保険についても考えましょう。


生命保険会社が払い渋りをして、決済がされてない事例がとても多い日本。高い掛け金をかけたのに、最後の最後で保険が下りないなんて仕組み、シッコを見てよく考えましょうね。怖いですよ、とっても。


で、フランス語の先生の言っていたことも思い出されます。「日本はちょっと体の調子が悪いと思ったら自分で近所の医者にかかれるからいいよね」と。え?それはどういう意味?フランスでは無料だけれども、ちょっとした病では病院にかかれないと聞かされました。また、長く待たされるか、大きな病院まで行かなくてはならないとか。


国民保障といえばスウェーデンだけど、そこに住む義姉の話。お金を少しでも持つ人は国営の病院ではなく民営の病院に行くのよ。待たなくて済むから…。


だから、それぞれの国でやっぱりいろんな問題はあるもんだな、と。でもまあとにかく、保険で病院にかかれるってことは幸せなことなんだなーと、このまま自由診療ばかりの国にならないことを願ってやみません。