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アラカンからの挑戦

[映画] サイボーグ チマン ケンチャナ 2回目だす


前回、どらちゃんとノリちゃんと一緒に観たのはいつだった??場所は新宿武蔵野館。今回は前よりも一回り小さな場所に移動してた(笑)ほんっと小さい。


それにしても、12月からじゃなかった?「スマイル」の上映。武蔵野館でもやるのに宣伝ないんだね〜。千葉の田舎でエディットピアフを見たときに一度「スマイル」の宣伝を観たけどねー。


さてと、本編です。ちょびっとネタバレかもしれないのでご注意を!


2度目だとやっと細かい遊びの部分に目が行きました。なんでイルスンが急に小さくなっちゃうかとか、「希望は捨てる」とか言うセリフの後にバンソウコウなのか、とか(笑)あと、最初のイントロ部分でヨングンが自殺する時の妄想場面がちゃんとタイトルロールだったんだーとか(そんなの気がつかない方がおかしいのか???)、どこからが現実(?)でどこからが妄想なのかとか(ごちゃごちゃだったりするけど)、無駄に長い銃撃場面とか(パク監督には絶対必要な場所だろうけど)。


で、この美しい音楽のもとで案外怖い話が進んでるって組み合わせ、どこかで観たことありますよね!?そう、岩井俊二だ〜〜〜〜〜〜!!音楽がやけに耳につくのよ、きれいだから。でもって、奇妙きてれつな事が起きてる。


岩井俊二監督の「ピクニック」Chara浅野忠信が共演したあれ。三人の精神病患者の話。最後の場面のテーマが「サイボーグ…」と一緒だということに気がついた。表現方法も、内容も違うんだけどねー。美しすぎる音楽と協和する死みたいなのがあるのよ。「サイボーグ」の方がもっと話がふっとんでるけどね。


やっぱり今回観てもこの映画は「イム・スジョンちゃんの映画」だわ。ジフニではない!ヨングンのあの演技、彼女は本当に役者だと思います。本物の役者を前にするとジフニはちょっと落ちちゃうなあ。演技指導ちゃんと受けたのかな?ヨーデルとか卓球とかいっぱい練習したのはよくわかるけども…。


ま、最後まで一生懸命でかわいいからいいか。ハリウッドの「スピードレーサー」で真価を問いましょう。ちなみに「Speed Racer」は日本の「マッハゴーゴー」を映画化したものらしい。なんかハリウッド映画ってやなんだけど(笑)、全国ロードショーなら近くでもやるし、一回は観るかな〜。