心身ともに《豊》な《未來》を!

アラカンからの挑戦

思いがけず

五右衛門やってるコマの真向かい、新宿ミラノ2でスピードレーサーを見た。


公開以来いいうわさを聞かなかった映画だけど、何にも期待せずに見に行ったのがよかったのか、自分的にはものすごく面白かったのが意外だ。


はっきり言って最後まで真剣に見てしまった。ウォシャウスキー、やるじゃんと思った。意外にも。


ジフニの役がナニジンだろーがそんなのはどーでもいいこと。だって時代設定だって場所だってはっきりしない内容だもん、韓国人だろーが日本人だろーがどーでもいいこと。


それより監督が言いたかったのは、役に立ったかどうかじゃなく自分の信念に従って最後までやり遂げたこと、レースにまつわるビジネス的な汚れは変えられなくても、レースが人を変えること、これって監督のメッセージだろうなーと。


ドッグショーのジャッジ問題や、かの国主導の経済問題なんかと重ね合わせて、この、日本のマッハGO!GO!をベースとした映画を見る方がおかしいのかもしれないけど、そう受け止めた。
ウォシャウスキー、やるじゃん。


世界で興行成績が奮わなかったのは残念。よく出来た映画だと個人的には思ったけどねー。


ま、ジフニ、二重バリバリの西洋人に挟まれるとマブタが目立ちすぎだったけど、与えられた役柄をちゃんと演じていたと思います。


土曜日の昼の回だったけど、けっこう観客は多かったな。もうすぐ終わりそうだから??