心身ともに《豊》な《未來》を!

アラカンからの挑戦

【サンドゥとはちょっと違う人物がいたら、一緒に仕事をしてみたいです】(愛の魔法より)

aimee_b2005-09-30



今度のカン・ボックにはもうノックアウト


脚本家のイ・ギョンヒッシは、「愛の魔法」の中のインタビューで、ピとの出会いのドラマ「サンドウや、学校へ行こう」でサンドゥに彼を配役した時の様子をこんな風に語っていました。それまでピ(rain)という歌手がいるということは知っていても、どんな歌を歌っているかも知らなかったのに、先にウナンに配役したコン・ヒョジンッシの推薦もあって、ジフニに会いに行ったのです。


【監督と一緒にピの事務所に行き、ピに会いました。そこでピの目を見ると、そのピの目が凄かったのです。それでその場でカメラのテスティングと台本を読ませたら…読むやいなや、その場で自分は上手くできると言っていました。ピに会いに行くとき、”歌手が…それもまだ若い子なのにこんな難しい役が出来るだろうか?”と半信半疑の気持ちで行ったのが、ビックリするほど上手かったのです。】(愛の魔法より抜粋)


イ・ギョンヒ作家と監督、ヒョジンッシ以外は大反対だったこのキャスティングも、撮影が始まった途端に誰もが納得することになったんです。しかし、初主演のピに対して、彼女は最初とてもきつい言葉を投げます。【あなたがうまく出来ないとこのドラマは駄目になる】と言われたピは熱意がすごく、いっさいスタントを使わず、過去と現在を行き来する役柄のため、何度も髪形を替えたりしなくてはならず、脱毛症にまでなってしまいました。


イ・ギョンヒ作家は最初にそんなことを言ったことを後悔したそうです。


【演出補が台本を書くときに”トンと落ちる”と書かないようにと言いました。私が何故なのかと聞いたら、”トンと落ちる”と台本に書かれていたら、本当にトンと落ちると…ただ”落ちる”というように書いてくださいと。本当に一生懸命でした。バカみたいに、自分の体を考えずに演じるのです。だから私はピが演じるのをみて尊敬したほど…】(愛の魔法より抜粋)


まだまだこんな話が盛りだくさんなんですけど、とにかくこのインタビューを読んでいてまず頭に浮かんだのは、「情熱大陸」での未來ッシ。《リミッターのない20歳》でしたね。こういうあふれんばかりの情熱にはどうしても引き込まれちゃいます。


その上、なかなか決まらない今回のドラマの邦題はもしかすると「The Bad Boy's love」になるかも。なんかBAT BOY に似てる(爆爆)*1 ほら、写真も血だらけだし(笑)


ジフニはイ・ギョンヒ作家を家族のように大切に思っていて、大きなコンサートなどには家族席に招待をするほど。それだけに今回のドラマへの意気込みは半端じゃないでしょう。日本向けDVDの販売も決定したとか?!なるべく早くお願いしますよー。それまではKBSの公式サイトで我慢してますからねー。


そうそう、最後にもういっちょサンドゥこぼれ話を。


サンドゥの最終場面は見る人によって受け止め方が違うように作ってあります。「死か生か」という場面です。あきらかに「死」としてしまった場合、ウナン役のヒョジンッシの大反対があり、話し合いにまでなった結末なのですが、それ以外にも、このドラマを見ている人はいわゆる「ピのオタク」が多い事もあって、後追い自殺があるかもしれないという心配も現実に出てきてしまったようです。それほどピ=サンドゥが一体化してしまって、誰もがごっちゃにしてしまった時期だったようです。


未來ッシとエドガーが一体化してしまって、観た人がしばらくずーっと世界から抜け出られなかった、あれ、あれなんでしょうねー。やっぱりオーラが似てるのかな。情熱のオーラが。

*1:無理やりってか??