心身ともに《豊》な《未來》を!

アラカンからの挑戦

 人が介助できるのは自然の前ではほんの一部だけ

aimee_b2008-02-01


犬との暮らしを通していろんなことがありまする。一般的な飼い主の枠は超えているわけですけども。


中国冷凍食品に混入した毒物騒ぎのさなか、そういえば、昨年、中国製のペットフードにやっぱり毒性の強い混入物があったとアメリカのフード会社が発表し、かなりの品種、品目にわたって回収した記憶が呼び起こされます。それらは正規に日本に輸出されているものではなかったけど、ルート外で輸出されているかもしれなかったから多くの人が慌てて自分の家のフードを確認したことでしょう。


そういう介入物ではなくて、思わぬところに環境ホルモンの影響か?などと勘ぐりたくなるような事にぶつかったりもします。「メス化する自然」じゃないけど、不妊症的な純血種も増えていると思われ…、それは科学物質の含まれる「餌」の影響なのか、はたまた「水」なのか…


さらには、人工授精などが盛んな美国などでは自然交配ができない犬とか…。はたまた、大リーガーでさえ薬物によって体を大きくしてしまう人がある国では、ショービジネスが盛んなので、ショードッグがどれだけ薬物に汚染されているか計り知れず…というのが伺い知れる昨今なり。(イギリスとアメリカの犬が違いすぎるぞ!)*1


犬の出産は「安産」とされていますが、本当ですか???帝王切開大いにありですからね。産後の子犬の麻酔蘇生術も昨今ではようやく安定してきたようですよ。こんな風にあちこちで「そうだったはず」な事は崩れてます。


交配前のスメアテスト、プロゲステロンテスト等、人が介入することはどんどん増えて、さらには何かわからないような漢方薬とかハーブ薬とか与えてみて、いざ交配に望んだとしても…ダメなものはダメなんですってば!


犬が健康で、ふつーにシーズンがやってきて、ちゃーんと出血して、適時がわかりさえすれば、これほど自然の摂理にかなったものはありません。牡もそれがちゃんとわかり、さっさと交配は成功し、安心して出産を待つことができます。


そんなことが、今、難しいなんて…。犬も本来持っている「本能」が薄れてきてるのかな?自分が人間だと思ってるからかな???ここ15年くらいでどんどんこういう状況になってると感じてます。

*1:私はそういう人から犬を迎えませんが、ビジネス的に迎えるとホルモン注射してたせいで、日本に輸出されてから数年は子犬が産めないとか…、ありのようですね。